東武鉄道野田線は、埼玉県南東部の大宮から千葉県北西部の柏・船橋にかけて、東京30km圏内の東半分を結ぶ62.7㎞の路線であり、1930年(昭和5年)に全線開通しました。2014年4月1日より、全線で「東武アーバンパークライン」(TOBU URBAN PARK Line)の路線愛称名が付けられています。
大宮駅~春日部駅間(15.2km)、南桜井駅~江戸川橋梁付近(約1.3km)、梅郷駅付近(0.9km)、運河駅~柏駅~船橋駅間(29.5km)の各区間が複線で、残りは単線となっており、臨時列車等を除くと開通以来長らく各駅停車のみの運行でしたが、複線化工事の進捗に伴って急行列車の設定がなされました。また、帰宅時間帯の通勤客をターゲットとした500系リバティによる特急「アーバンパークライナー」が、2017年4月のダイヤ改正で設定されました。