2021-05-07 東武鉄道伊勢崎線・野田線連続立体交差事業(春日部駅付近) 東武鉄道春日部駅付近の連続立体化工事について、令和3年3月30日には着工記念式典が開催され、いよいよ春日部市の宿願である工事が具体的に動き始めました。 埼玉県HPより。伊勢崎線・野田線の2路線計2.9㎞を高架化し、10ヶ所の踏切を解消する計画。 春日部市HPより、完成予想図。 内谷陸橋より下り方を望む。計画ではこの陸橋をくぐった後、駅に向けて高架アプローチとなる。 内谷陸橋より上り方を望む。こちらは地平だが配線に何らかの変更が生ずる可能性がある。 内谷陸橋の外観と下部。 一ノ割方より駅方向を望む。伊勢崎線・野田線の間には引上げ線がある。上り線には保線車用の引き込み線がある。 東口の様子。既に駅前の一部建物が解体され、工事用地化が進む。 開かずの踏切として有名な、伊124号踏切。 伊124号踏切より、駅構内を望む。ジャンクション駅であり、複雑にポイントが絡み合う。 今は使用されていないと思われる電気設備の建物が、上り線の脇に経つ。いずれ解体されるものと思われる。 手狭となった跨線橋の、西口への階段部。鉄骨の柱・枠だが、床や階段部は木造。 西口の現況。東口に比べ、後年になって開発されただけに広いロータリーを持つ。 春日部市天然記念物の「秋葉神社の夫婦松」。春日部市HPの完成予想図ではそれらしき姿が確認できるが、移設されるのか撤去されるのかは不明。 野田線側より駅構内を望む。広大な構内を、様々な列車が発着する。 西口~東口の通過は、車は開かずの伊124踏切と内谷陸橋まで迂回する必要があるが、歩行者と自転車はこの地下通路を利用することができる。 春日部駅に到着する350型の下り特急「きりふり」。 特急「りょうもう」以外、全ての列車が停車する春日部駅。ひっきりなしに列車が発着する様子を眺められる様子は、鉄道ファンならずとも見ていて楽しいもの。高架化によってこの風景が失われることに一抹の寂しさを覚える。