2021年6月2日、300系350型の352Fが南栗橋管区から北館林解体所へ自力廃車回送されました。
350型は1991年に1800系から改造された優等車で、352Fは1800系が1979年に6連化のために新製した中間車(1846+1856+1853+1843)を種車としており、唯一S形ミンデン台車を履く編成でした。
昨年6月のダイヤ改正で、350型唯一の毎日運行特急「しもつけ」が廃止され、編成に余剰が発生したことから352Fは長らく休車措置がとられていました。
これで1800系の系譜を継ぐ車両は、350型351Fと353Fの2編成8両のみとなっています。