当ブログで8000系8111Fを取り上げるのは、3回目になります。
今回は、南栗橋車両管区において長期に渡って留置が続く8111Fの現状を確認して来ました。
8111Fは1963年に製造され、今年で59年が経過する古参編成です(中間車の8711・8811号車は1972年製造)。原形の姿をとどめる唯一の編成として、2012年8月から東武博物館において動態保存とされました。
臨時・団体専用・イベント用として使用されてきましたが、新型コロナ禍による旅行・イベントの中止・自粛が続き、ほとんど活躍の場を失って現在に至っています。
日光線を走る車内からよく見える場所での留置が長く続いており、また100系・200系・350型・6050系・8000系・10030系に廃車が発生している現在の状況下において、その去就が注目されます。
訪問日:2022年7月2日