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東武鉄道趣味

東武鉄道について綴る、気ままなブログです。掲載写真は著者撮影のものです。無断転載・流用はご遠慮ください。

動態保存車8000系8111F、野田線で営業運転開始

東武博物館所有の動態保存車である8000系8111Fが、2023年11月1日より野田線(アーバンパークライン)の営業運転に入りました。

8000系原形顔を持つただ1編成の存在であり、1963年就役の大ベテラン車両が、2013年~2015年にかけて就役した60000系と共に世代差を越えて一般営業運用に就くとは、何とも感慨深いものがあります。

古利根川橋梁を渡る。

早朝、藤の牛島駅を出発する8111F。

利根運河を渡る8111F。

運河~江戸川台にて。

運河駅に到着する、普通運用の柏行き。

運河駅にて61617Fと並ぶ。製造年では52年も異なる両車。

柏駅に停車中の8111F。

南栗橋車両管区に留置中の8111F、他

東武鉄道の動態保存車である8111Fが七光台に転属し、野田線の営業運転に就くというニュース。その「転属記念回送列車ツアー」を2日後に控えた10月26日、南栗橋車両管区に留置される8111Fを撮影しました。

洗浄線に移動し、転属前最後の洗車でしょうか。

また、野岩鉄道61102Fの月検査に伴って634型が貸し出されていましたが、本日本区に戻って来ていました。長く休車が続く11480Fと並んで留置されています。

訓練車である6165Fが留置されている場所には、休車中の10030型2R車が2編成留置されています。

津覇車両での冷房整備を終えて本区に戻って来ている8111F。

七光台区に転属するとまず顔を合わせなくなる20400型と。

営業運転が待ち遠しい。

野岩鉄道に貸し出されていた634型。相変わらずヘッドマークは無し。

訓練線が使用休止車両置き場と化している。

武里~一ノ割間(伊 第109号踏切)にて

浅草を出発し、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)を北上して春日部市に入って最初の駅が「武里」。現在では各停の他、準急と区間準急が停車する駅です。明治32年に開業し、大正2年に現在地へ移転した歴史ある駅ですが、長い間優等車は通過するローカル駅でした。

1997年に複々線が越谷まで伸び、北千住駅の4面7線立体化工事が竣工すると新たに北越谷以北を各駅停車とする「区間準急」が設定され、武里にも優等車が停車するようになりました。現在ではその後に設定された半蔵門線直通の「準急」も停車します。

その武里駅西口に一際大きくそびえる建物が、地元不動産会社「金子商事」が所有する第一カネショービルです。1973年(昭和48年)に竣工した地上5階建の建物で、更に屋上には鉄塔が設けられ、周辺に高い建物がない武里駅界隈では、現在においても随一の存在感を放っています。

そこに程近い場所にある踏切(伊第109号踏切)から撮影した、第一カネショービル方向からやって来る下り列車たち。行き先は、日光・鬼怒川、会津田島、太田・赤城と様々。

今までここで撮影した写真をまとめました。

100系スペーシア

200系りょうもう

300系350型きりふり。

500系リバティ。

N100系スペーシアX。

8000系8500型。大師線からの回送。

車両修繕のため入場中の東武鉄道8000系(8111F)見学&撮影日帰りツアー

2023年10月9日。生憎の雨天でしたが、東武トップツアーズによる「車両修繕のため入場中の東武鉄道8000系(8111F)見学&撮影日帰りツアー」が催行されました。

8111Fは館林の津覇車輛にて6両編成を2両ずつ3分割した状態で、修繕中のため車内を見学することはできませんでした。

8111Fは1963年(昭和38年)に日本車両において4両編成として落成し、その後富士重工にて製造された中間車2両を1972年に組み込んで6両編成化されました。

1986年に初期修繕工事を施されて東上線で長く活躍していましたが、2011年に定期運用から外れ、東武博物館所有の動態保存車として今に至っています。

往路は209Fの特急「りょうもう5号」にて館林へ。

6Rを3分割で並べた状態。

8311と8811号の妻面銘板。当初の4Rは昭和38年、中間2両は昭和46年の製造。

側面方向幕も「回送」。

上部の補助灯も引き続き再現。

「丸目」と呼ばれる独特の前照灯・尾灯。

8211号下り側の貫通扉上部。

年月を感じさせるミンデンドイツ台車。8111号上り方。

8211下り方にアントを連結し、8111+8211号を移動。

8111と8711号を連結。8211+8111+8711+8311号を下り方へ移動。

8411+8811号が姿を現す。8411の奥には、11258Fの姿が見える。

「急行」サボを掲示する8411号。

サボの裏は「準急」。

「準急」を掲示する8411号。

サボを外して最後の撮影。

県道57号を跨ぐ位置に、ツートンカラーの8000系。

 

東武8000系8111F、出場試運転

2023年9月29日、東武8000系8111Fが出場試運転を行いました。

東上線にて2011年に営業列車からは引退し、前面の原形を留める初期修繕車だった事から廃車を免れ、東武博物館所有の動態保存車となって貸切やツアー・イベントで稼働していましたが、新型コロナ禍によりその機会がなくなり、南栗橋管区にて長期間留置された状態となっていました。

去就が心配されていましたが、今回再び往年のツートンカラーを纏って営業線に戻って来ました。

試運転往路。鮮やかなツートンカラーが元気に走って来た。

試運転復路。往年のカラーと原形顔で、感慨深い。

東武N100系「スペーシアX」乗車記

2023年8月31日、東武鉄道の新たなフラッグシップ特急「スペーシアX」に浅草~東武日光間にて乗車しました。

往路は「スペーシアX1号」N102Fをスタンダードシートにて、復路は「スペーシアX4号」N101Fをコックピットラウンジにて往復。

7月15日にデビューして以来、チケットがなかなか取れない状況が続いていますが、乗車1ヵ月前に予約することができました。

往復共に満席で車内写真が思うように撮影できませんでしたが、一部をご紹介させていただきます。

スタンダードシートは500系のシートをよりアップグレードしたような雰囲気で、落ち着きのある空間になっています。コックピットラウンジは、鉄道車両で今まで経験したことのない快適で解放感溢れる空間の中で、贅沢にも飲食を楽しむことができました。

スペーシアX1号」N102Fが浅草駅5番線に入線。

N100系の標準座席である、スタンダードシート。

タリーズコーヒースペーシアXのコラボベアも同乗。浅草駅1階の売店で購入した弁当。

東武日光駅に到着。100系スペーシア500系リバティとの並び。

復路は「スペーシアX4号」N101Fのコックピットラウンジに乗車。

ラウンジ利用者優先販売のカフェにて、贅沢なひと時を過ごす。

1号車のデッキ。天井のサイネージは、残念ながら気付く人はわずか…。

1号車の「GOEN CAFE」。撮影承諾は頂きましたが、お顔はスペーシアXベアとさせていただきました。

和やかな雰囲気のコックピットラウンジ。

隅田川橋梁を渡れば、終着の浅草駅。下車が名残惜しい。

定刻に浅草駅へ到着した、スペーシアX4号。