東武鉄道では2022年3月12日(土)にダイヤ改正を予定しています。
大きな変更の一つとして、6050系による現在の運用が大幅に変更となり、東武は500系リバティを除いて野岩・会津鉄道との直通を取りやめると発表されています。これにより、6050系による運用は野岩鉄道が保有する61101~61103Fの3編成のみで十分まかなえる本数となります。
現在、6050系は東武鉄道所属が12編成・野岩鉄道所属が3編成・会津鉄道所属が1編成の、合計16編成32両が在籍していますが、このうち野岩鉄道所属の3編成を除く13編成26両が一気に引退する可能性があります。
東武鉄道では、2017年4月のダイヤ改正により6050系6連による「快速」「区間快速」の運行を廃止しました。この時点で既に6050系は終焉へのカウントダウンが始まっており、その後20400型の改造が進むにつれて次々と運用が減って行きました。
今回のダイヤ改正により、特別料金不要で乗車可能なボックスシート・トイレ付の「長距離列車」が、東武鉄道から姿を消すことになります。
2022年1月22日、現在の東武鉄道において最長距離を走る「普通」運用の101列車に乗車し、直通先の野岩・会津鉄道でも活躍する6050系を車内外から撮影しました。